こんにちは!「京都の設備屋さん」です。
伏見稲荷の千本鳥居、幻想的で素敵ですよね。
でも、その先にある「お山巡り」は、ちょっとしたハイキングだと心得てください。
現場仕事で「段取り八分」を痛感している私からすれば、お山巡りの成功も準備で決まると断言できます。
標高233m、一周約4キロの行程をサンダルで歩くのは、材料を持たずに現場に行くようなもの。
「足が痛くて景色どころじゃない!」なんて事態を避けるために、京都のプロの視点で、快適に歩き抜くための装備をまとめました。
服装のレイヤリングから、疲れを軽減する靴の選び方まで、具体的にお話ししますね。最後まで読んで、万全の態勢でお稲荷さんの頂を目指しましょう!
稲荷山233mの洗礼!お山巡りの難易度と心構え

一周約4キロ、階段数千段のリアル
お山巡りというのは、本殿から山頂をぐるりと一周して戻ってくる、約4キロほどの道のりなんです。
所要時間は、ゆっくり景色を愛でながら進めば2時間くらいは見ておきたいところですね。
数字だけ聞くと『お散歩かな?』なんて思われるかもしれませんが、これが実際、なかなかどうして手強い相手でして。
ひたすら続く階段との、終わりのないダンスを踊るような感覚なんです。
私たち設備屋が重たい資材を担いで階段を上り下りする時のあの負荷、あれと勝負できるくらいの運動量だと思っていただければ分かりやすいでしょうか。
ですので、単なる『観光地の散策』というおつもりではなく、少し背筋を伸ばして『軽快な登山に挑むんだ』というお気持ちでいらしてください。
そのちょっとした心構えがあるだけで、お山巡りの楽しさはぐんと深まりますからね。
標高以上に疲れを感じる「石段」の盲点
標高233メートルなんて、数字だけを見れば可愛らしいものですが、決して侮ってはいけませんよ。
お山巡りの道というのは、そのほとんどが石段でして、これがなかなかの曲者(くせもの)なんです。
きれいに舗装された道とは違いまして、一段一段の高さが微妙に不揃いだったりするものですから、知らず知らずのうちに体力が削られていくんですね。
山頂に近づくにつれて道も険しさを増し、膝からは『もう勘弁してほしい』という悲鳴が聞こえてくるかもしれません。
京都の現場を日々歩き回る私からアドバイスさせていただきますと、この『石段特有の疲れ』をいかに上手にいなすかが、最後まで涼やかな笑顔で歩き抜くための、一番の秘訣になります。
【服装】温度調節が鍵!233mを快適に歩くコーディネート

季節を問わず「脱ぎ着できる」が鉄則
お山巡りの装いで一番気をつけたいのが、実は『張り切りすぎた厚着』なんです。
歩き始めてしばらくしますと、体温がぐんぐんと上がってまいりまして、たとえ真冬であっても汗がにじむほど。
ところが、ふと足を止めて休憩したり下り坂に入ったりしますと、今度は急に冷たい風が身に沁みてくるんですね。
そこでおすすめなのが、速乾性のあるインナーに薄手の羽織ものを合わせる『重ね着スタイル』です。
これなら、体が火照ってきたらサッと脱いで調節できますから、非常にスマート。
最近は上品なデザインのスポーツウェアや、ストレッチの利いた綺麗なシルエットのパンツも多いですから、そういったものを選ばれますと、神域にふさわしい清潔感を保ちながら、足取りも軽やかになります。
私たち職人の仕事着も、最近は『機能性と見た目』を両立させるのが粋(いき)とされているんですよ。
京都の夏と冬、それぞれの服装対策
夏の京都というのは、もう、天然の『蒸し風呂』の中にいるようなものなんです。
通気性の良いお洋服と、お日様の直撃を遮ってくれる帽子は、もはやお守り以上に欠かせない必需品ですね。
一方、冬の稲荷山となりますと、街中よりもずっと冷え込みが厳しくなります。
そんな時は、薄手のダウンベストのように、軽くてしっかり温かいものを一枚忍ばせておくと、本当に重宝いたしますよ。
私たち設備屋の世界でも『体温調節ができてこそ一人前』なんて言われますが、実はお山巡りも全く同じなんです。
汗冷えを上手に防いで体力を温存する、そんな知的な服装選びこそが、233メートルを涼しい顔で攻略する『大人の嗜み』と言えるのではないでしょうか。
【靴】果てしない階段でも疲れない靴の選び方

最高の相棒は「履き慣れたスニーカー」
お山巡りにヒールや革靴でお越しになるのは、少々……いえ、かなり無謀な挑戦と言わざるを得ません。
せっかくの参拝が、足元の痛みのせいで修行に変わってしまうのは、あまりにも勿体ないですからね。
やはりお供に選ぶべきは、底に程よい厚みがあって、クッションのしっかり効いたスニーカーです。
石段が足に伝えてくる衝撃を優しく受け止めてくれるランニングシューズやウォーキングシューズが、一番の理想ですね。
ただ、下ろしたての新品にはご注意ください。
靴擦れという名の洗礼を受けてしまわないよう、数回は履いて足に馴染ませたものを選ぶのが賢明です。
私たち職人が足袋選び一つで一日の仕事の進み具合が変わるように、あなたも『自分の足の親友』と呼べるような一足を、妥協せずに選んでみてくださいね。
膝を守るためのインソールと靴下の知恵
さらに足取りを軽くするための『隠し味』のような裏技が、実は靴下とインソールなんです。
少し厚みのあるスポーツ用の靴下を履いていただくだけで、足の裏が感じる衝撃は劇的に和らぎます。
もし『最後まで歩けるかしら』と少しでも不安を感じるようでしたら、衝撃を吸収してくれるインソールをそっと忍ばせておくのも、大変賢い選択ですね。
階段の上り下りというものは、膝に体重の何倍もの負荷をかけてくる、なかなか情け容赦ない運動です。
けれど、こうした小さなお心掛け一つで、翌朝の筋肉痛を最小限に抑えることができるんですよ。
233メートルを歩ききった後も、京都の街歩きを軽やかに楽しんでいただくために、ぜひ足元のケアには万全を期してみてくださいね。
【持ち物】プロが教える「これがあって良かった」リスト

水分補給は「早め・こまめ」が基本
山道には茶屋や自販機も用意されてはおりますが、上へ行くほどお値段も少しずつ『お山価格』になりますし、どこにでもあるというわけにはいきません。
ですから、500mlのペットボトル1本はあらかじめ用意して、お供に連れていってあげてくださいね。
コツは、喉がカラカラに乾いてしまう前に、一口ずつ『お先に失礼』という気持ちで潤すこと。
これが最後までバテないための秘訣なんです。
それから、塩分を補給できる飴やタブレットをポケットにそっと忍ばせておくのも、現場を渡り歩く職人のちょっとした知恵でして。
エネルギーが切れて足が動かなくなる『シャリバテ』という状態になりますと、せっかくの景色も色褪せて見えてしまいます。
そんな時、小さな補給食があなたの心強い味方になってくれるはずですよ。
両手を空けるリュックと小物の活用術
お山巡りでは、万が一バランスを崩した時にサッと手をつけるよう、両手を自由に空けておくのが何よりの安全策です。
小ぶりのリュックサックに必要なものをスッとまとめて、軽やかな身なりで登るのが一番ですね。
その中には、汗を優しく拭うためのタオルや、手を清めるウェットティッシュ、それからお肌を守る日焼け止めなどを忍ばせておけば、もう言うことはありません。
荷物はなるべく最小限に、それでいて必要な時にはサッと取り出せる。
そんな『段取りの良さ』さえあれば、お山巡りはもっと優雅で、心弾むものになりますよ。
備えあれば憂いなし、まさにその通りですね。
まとめ

千本鳥居の幻想的な美しさに誘われて、その奥に広がる稲荷山へと足を踏み入れる。
233メートルの道のりは、決して『楽々お散歩』とはいきませんが、相応しい装いと頼れる一足さえあれば、どなたでも楽しみながら歩き抜くことができるんです。
せっかくの参拝ですから、足元の疲れに心を奪われてしまうのは、あまりに勿体ないですよね。
鳥居の隙間からこぼれる柔らかな光や、山の上ならではの清らかな空気を、全身で存分に味わっていただきたい。
そのためにも、今回お話しした『疲れない靴選び』や『持ち物のちょっとした工夫』を、ぜひあなたの旅の道具箱に加えてみてください。
万全の準備という名の『安心』があれば、神域の深い魅力が、より一層鮮やかに心に響くはずですよ。

皆様の毎日に、豊かな流れがありますように!





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