伏見稲荷の「四ツ辻」で引き返すのはもったいない!ご利益の9割を逃すな、設備屋が教える最強の「お山巡り」ルート!

伏見稲荷大社の「千本鳥居」をくぐり抜けて、山の中腹にある絶景スポット「四ツ辻」まで登られた方は、本当に多いですよね。
あの朱色のトンネルをくぐるだけでも、かなりの達成感がありますし、そこから見下ろす京都市内の景色は、まさに息をのむような素晴らしさです。
ですが、皆さん、ちょっと待ってください!
多くの方がこの四ツ辻で満足して引き返してしまわれますが、それは実は、稲荷大神様の「本当の力」の9割を、ごっそり見逃しているのと同じことなんですよ!
私のように神璽勧請(おみたまかんじょう)のご縁をいただいている者からすると、この稲荷山は、大神様の御霊が鎮座する、まさにエネルギーが満ち溢れた大切な聖域です。
四ツ辻は言わば「中継地点」。
ここから山頂へ向かうルートこそが、最も力強いご神威が集中する「神様のお膝元」だと肌で感じています。
今回は、その奥に眠る、皆さんの人生の流れを変えてくれるような「ご神跡」の、正しい巡り方を丁寧に、そして職人目線で解説しますね。
絶景の先に広がる、稲荷信仰の真髄を一緒に拝見しましょう!
四ツ辻でUターンは厳禁!ご利益の9割を逃していますよ

四ツ辻は単なる休憩・絶景ポイントではない
四ツ辻は、確かに京都の街を一望できる、最高の休憩ポイントとして有名ですが、実はここが稲荷山という聖域において、本当に重要な「聖域の交差点」だということをご存知でしょうか。
四方へ道が伸びるこの場所は、単なるベンチがある休憩所ではなく、異なるご神威が交わり、私たちを新たな巡拝路へと誘う「聖なるゲート」となり、ここから先は神様のお膝元へと、さらにグッと近づく道になります。
絶景に感動するのはもちろんですが、景色を味わったら、「ここからが本番だ!」と、心を入れ替えてみてください。
私たち職人が、現場で使う道具を、作業工程に合わせて切り替えるように、四ツ辻で「観光客モード」から「参拝者モード」へと心をスイッチすることが、より深く、大きなご利益をいただくための秘訣になりますよ。
景色以外にも目を向けるべき、小さな末社と古びた鳥居
絶景に満足して、そこで終わりにしちゃうのは本当に惜しい!景色を心ゆくまで堪能したら、ぜひその足元や、周囲に視線を移してみてください。
実は、この四ツ辻周辺にも、小さな末社(まっしゃ)や、古びた鳥居がひっそりと鎮座しているんです。
これらの末社も、すべて稲荷大神様のご分霊や、その眷属(けんぞく:お使いの狐たち)をお祀りしている、大切な大切な場所。
景色を楽しむのは、神様からいただいた「ちょっと休んでね」という休憩のお恵み。
その感謝を込めて、すぐ近くの小さな社にも、丁寧に手を合わせる。
これが、ご利益の流れを途絶えさせない、粋で上品な参拝者の心得だと私は感じています。
風景の「奥」にある、昔から途切れることのない人々の熱い信仰の営みにも、ぜひ感動してみてください。
稲荷山巡りの醍醐味は「御霊が鎮座する聖域」を拝むこと
稲荷山は山全体が「御祭神の御霊が鎮座する聖域」なんです
伏見稲荷大社の最も重要な真髄、それは稲荷山全体が、御祭神である稲荷大神様の御霊が鎮座される、特別な聖域だということです。
単なるハイキングコースではありませんよ。山全体が「拝所(おがみどころ)」として扱われています。
ご本殿は、その山を遥か遠くから拝むための社であり、私たちが足を踏み入れる山道全体が、神様が鎮座される「お膝元」に他なりません。
私たちが水道設備を扱う際、目に見えない配管全体に敬意を払うように、稲荷山を歩くときも、山全体に宿る清らかなご神威に感謝の念を捧げることが大切です。
この山を巡拝することは、つまり神様の聖域に抱かれること。
この深い意味を胸に抱けば、ただの山登りではなく、人生の流れを整える、尊い修行となるはずですよ。
核心ルート:四ツ辻から山頂(一ノ峰)への正しい巡り方

ご利益の「流れ」を意識した右回り(時計回り)の作法
四ツ辻から山頂へ向かうルートは、必ず「右回り(時計回り)」で進むのが正式な作法です。
これは、単なるローカルルールではありませんよ。
古来より、神社や仏閣の巡拝において、中心を自分の右側に見ながら回ることを「右繞(うにょう)」と呼び、神様や仏様への最高の敬意を示す方法とされてきたからです。
私どもが仕事で水の「流れ」を重視するように、この右回りも、宇宙の自然な流れ、つまり「ご利益の流れ」に沿うことを意味しています。
この作法を守って巡拝することで、神様との心のパイプがスムーズに繋がり、ご利益を淀みなく受け取れるというわけです。
ぜひ、この作法を心に留めて、急いで駆け巡るのではなく、一歩一歩、感謝の気持ちを込めて巡ることが肝心ですよ。
稲荷山の頂上「一ノ峰」でいただくご神威
右回りの巡拝路を進んでいくと、いよいよ最初に現れるのが、稲荷山の山頂にある「一ノ峰(いちのみね)」です。
標高は233mとそれほど高くはありませんが、ここに鎮座する末社こそが、稲荷大神様を祀る聖域の最高地点となります。
ここに鎮座する上社(かみやしろ)は、五柱の稲荷大神のうちの一柱を祀るとされる、非常に重要な場所。
ここまで自分の足で登り切ったことへの達成感と、日々の生業(なりわい)への深い感謝を、神様に報告する場所です。ここで拝礼することは、稲荷山全体のご神威を、まさに一身に浴びることを意味します。
私たちが仕事の大きな区切りをつけたときに、改めて感謝するように、ここ一ノ峰で、これまでの感謝と、これからの決意を力強く宣言してみてください。
きっと清々しい気持ちで満たされるはずですよ。
隠れたパワースポット:「ご神跡」と「奥宮」の巡拝

狐の姿で祀られる「薬力亭」と「おせき塚」の意味
薬力亭がもたらすご利益とご神水
四ツ辻から一ノ峰へ向かう道の途中には、知る人ぞ知るパワースポット「薬力亭(やくりきてい)」があります。
ここは、その名の通り「病気平癒」や「健康長寿」にご利益があるとして、信仰を集めてきた大切な場所です。
特に、この場所から湧き出る「薬力霊水」は、地元の方々からも尊ばれてきました。
稲荷大神様のご利益が「生業の繁栄」である以上、その生業を続けるための「健康」は欠かせませんよね。この霊水をいただく、あるいは心の中で健康を願うことは、稲荷信仰の根幹にある「生きる力」をいただくことにつながりますので、ぜひ立ち寄り、心身の活力を満たしてください。
水の恵みが、皆様の身体の滞りも解消してくれるでしょう!
喉や咳止めにご利益のある「おせき塚」の由来
さらに下りルートの途中には、これまたユニークなご神跡「おせき塚(おせきづか)」があります。
ここは、咳止めや喉の病に特にご利益があるとして、古くから信仰されており、特に、人前で話す仕事や、声を使う仕事をしている方にとっては、大切な場所です。
私たちが水を扱うように、声も「流れ」が大切。
喉の調子を整えることで、仕事の言葉が滞りなく、スムーズに流れることを願うのです。
このご神跡に静かに手を合わせることも、生業を支える稲荷信仰の一つの形だと言えます。言葉の配管を清らかに保つためにも、ぜひ手を合わせてくださいね。
神璽勧請者が静かに手を合わせる「秘められた磐座」
お山巡りのルートの脇や、末社の裏側などには、古びた「磐座(いわくら)」、つまり大きな岩がそのまま祀られている場所があります。

私のように神璽勧請(おみたまかんじょう)のご縁をいただいた者が静かに手を合わせるのは、まさにこうした古代からの霊力を宿す場所です。
人工的な鳥居が並ぶ現代の信仰とは異なり、磐座は自然そのものが持つ根源的な力、つまり稲荷山が神様の御霊が鎮座する聖域であることの証です。
派手さはありませんが、岩が持つ悠久の力、山そのものの脈動を感じるために、ぜひ静かに目を閉じて立ち止まってみてください。
ここにこそ、伏見稲荷の真のパワースポットがあると私は感じています。
お山巡りでご利益を倍増させる「心の配管」の整え方

鳥居の裏側を読んで「生業の想い」を感じる
お山巡りの道を歩いていると、本当にたくさんの朱色の鳥居が並んでいますよね。
そして、その鳥居の裏側をよく見てください。奉納された会社名や個人名、そして日付が、しっかりと刻まれているんです。
実は、この鳥居は、決して「〇〇を叶えてください」という願い事のために建てられたものではありません。
そうではなく、「おかげさまでご利益をいただきました。ありがとうございます」という、感謝の気持ちを示すために建てられているんです。
これは、ご利益というものは単発で終わるものではなく、「感謝を継続することで、さらに大きな流れを生む」という、稲荷信仰の根幹を示す大切な哲学なんですね。
鳥居の裏側を見て、その人々の熱い感謝の念を感じてみてください。
この感謝という配管を、私たちも常に新しく、清らかに保つことこそが、私たち自身の生業をさらに発展させ、絶え間ないご利益に繋がる最高の心得となるでしょう。
職人目線で教える、巡拝中の「清らかさ」の心得
私たち職人は、現場で作業をする際、いつも「後片付けまでが仕事」と教えられます。
神様が鎮座されるこの稲荷山でも、その心構えは同じなんです。
巡拝中は、「ゴミを一つも残さないこと」や「大声を出さないこと」という、環境への配慮と敬意を、常に持ち続けましょう。
特に山道というのは、自然の「配管」と同じ。
汚したり、その清らかな流れを乱したりしてはいけないんですね。
私のように神璽(おみたま)を祀る者から見ると、清らかで、丁寧な振る舞いこそが、神様への最高の供物になります。
美しい聖域を大切に守る気持ちで、静かに山を歩くこと。
これが、ご利益をさらに深くいただくための、職人目線での大切な心得だと感じています。
休憩・食事どころ:参拝前後に活力を得る

お山巡りという修行を終えたら、体力の回復も大切な参拝の一部です。
清らかな気持ちで山を降りた後は、美味しいもので英気を養いましょう。
私ども設備屋も、仕事が終わればきちんと食事を取って、次の仕事に備えます。
この「流れ」を整えるための休憩・食事どころをご紹介しますね。
四ツ辻茶屋で絶景を見ながら一服する
登りの途中の重要な中継地点である四ツ辻には、一軒のお茶屋さん「にしむら亭」があります。
ぜひ茶屋に入って温かいもので一服してみてください。

https://nishimuratei.gorp.jp/
四ツ辻で景色を眺める感動と、温かいお茶でほっと一息つく安堵感。
このセットが、山からのご神威を体内にしっかりと根付かせ、疲れを解消してくれるんです。
急いで下りる前に、ゆったりとした時間の流れを感じてみてください。
山を降りた後のおすすめグルメスポット
お山巡りを無事に終えた後の達成感は最高ですね!
その達成感と一緒にいただく食事は、格別の味がします。
伏見稲荷の門前には、稲荷信仰にちなんだグルメがたくさんあるんですよ。
特に、稲荷大神様へのお供え物である「いなり寿司」や、油揚げをのせた「きつねうどん」は外せません。
いなり寿司は、生業の豊穣に感謝しながらいただく、最高の締めくくりとなります。
また、地元の老舗の茶屋で、京らしい和菓子と抹茶で、一日の疲れをゆっくりと癒すのもおすすめです。
私たち地元民が大切にする、「丁寧な休息」をぜひ味わってくださいね。
まとめ

皆さん、今回の記事で、四ツ辻の先にある伏見稲荷大社の「裏の顔」、つまり本当の聖域について知っていただけたかと思います。
私たち設備屋が「流れ」を整えることに命をかけるように、伏見稲荷の「お山巡り」も、皆さんの人生の「配管」を整える大切な作業なんです。
四ツ辻で流れを止めずに、右回りという正式な作法で一ノ峰を目指すこと。
これが、ご利益を滞りなく、最大限にいただくための最大の秘訣ですよ!
山頂の一ノ峰へ登り、薬力亭やおせき塚といったご神跡を巡ることは、私たちの健康や活力といった、生業の根幹を支える大切なご利益をいただくことに繋がります。
景色だけを見て帰る観光客とは一線を画し、ぜひこのガイドを片手に、感謝と敬意の気持ちを持って、御霊が鎮座する聖域から発せられるご神威を全身で浴びてください。
そして、巡拝中はゴミを残さないという、職人らしい「清らかさ」の心得を大切にしましょう。
この特別な巡拝体験は、皆さんの日々の生業に必ずや大きな発展をもたらしてくれるはずです。
皆様の毎日に、豊かな流れがありますように!


